大好き!<イタズラなKiss>

韓国版イタズラなKissが大好きです。 切ないお話しか書いていないので、お好みではない方はスルーしてください。

そして一年が過ぎて

そして一年が過ぎて あとがき

Amebaで一度公開していたお話です。

YouTubeで放映されていたドラマのお話を元にして書きました。
ただ、自分の中で話をうまくつなげるために、放送した順番と異なることをご理解ください。

こういった二次に対して、著作権違反とか言われる方も見えると思いますが、別のカテゴリーでも説明はしていますが、同人誌を発行されたことのある方はご存知かと思いますが、二次は著作権違反には当たらないと、あるサイトで調べていますので問題ないと思います。

二次に賛同されない方も見えると思いますが、趣味で書いたものなのでご理解ください。 

そして一年が過ぎて 最終話

「飲むか?」
スンジョがハニにワイングラスを渡した。
「良いの?私がアルコール類に弱いの知ってるじゃない。」
「一口だけだ、今日はハニの誕生日だろ?」
赤いワインがグラスに注ぎいれられて、ユラユラと揺れていた。

「一気に飲むなよ。いつだったかな?倒れたのは。」
ニヤッと笑ってスンジョはハニに聞いた。
「もう!忘れてよ・・・・・。」
口の中に広がるワインの香り、ほんの一口だけど心がフワフワとして気持ちが良かった。
スンジョ君が会計を済ましている間、近くのベンチに腰掛けていると少し飲んだワインの所為か頭がクラクラとして来た。

「大丈夫か?」
「う・・・・ん・・・・ダイジョーブ・・・・・レレレ」
酔ったみたいだけど、家に帰るまでには眠くなってしまいそうだった。
スンジョ君がエレベータのボタンを・・・・・あれ?
「地下じゃないの?車のあるところはぁ~~~~~~~~。」

ダメだハニのやつ酔っ払ったな。エレベータの中は二人っきり。
「もしかしてスンジョ君・・・・・・・・。」
「二人で過ごすんだろ?部屋を取ってあるんだ。」
スンジョに支えられエレベータを降りて、予約してあった部屋の中に入ると、大きなガラスから見える素敵な夜景が広がっていた。

テーブルの真ん中にケーキが置かれ、二人が入る少し前に灯したのか、キャンドルの炎が揺れていた。
スンジョはハ二を部屋の中心まで連れて行き大きな箱をハニに渡した。

「お誕生日おめでとう。ハニの過ごしたい二人だけの誕生日はこれがオレには精一杯の気持ちだ。来年は二人で過ごせるのかわからないけど、ハニが気に入ってくれればいいが・・・・・。」
スンジョに抱きつき、嬉しそうに顔をくしゃくしゃにして笑った。

「ありがとう・・・・・こんな素敵な誕生日は初めて・・・・・・・・本当にありがとう。」
ハニがいつも買うショップで服を選び、一本しかないけど100本分の価値のある赤いバラにサプライズ。
照れ屋のスンジョが、妻のプレゼントを選び赤いバラをどんな顔で買ったのか・・・・。

それはハニにはどうでも良かった。
今年は二人で過ごせるけど来年は判らない。
ハニは、スンジョといられることだけが、一番嬉しいのだから・・・・。
 

スンジョ君・・・・・大好きだよ。本当だよ・・・・・・ありがとう・・・・


Ep.7 誕生日おめでとう  終

そして一年が過ぎて 50

「お誕生日おめでとう、ハニちゃん。さあキャンドル火を消してね。」
25本の(韓国は数え年齢)キャンドルの火を一気に消して、グミとスチャン・ウンジョの拍手。
「お兄ちゃんったら、とうとう誕生日パーティの時間に帰ってこなかったわね。」
「ママ、スンジョは仕事だから仕方が無いだろう。ワシだって仕事で・・・・・」
「パパはいいのよぉ、スンジョより優しいんだから・・・・フフフ。」

お母さんたちは私の理想だ。その時、携帯の着メロが鳴った。
「お兄ちゃんよきっと・・・・。」
「もしもし?」

<今出られるか?渡したいものがあるから・・・・・・・お袋には、内緒で出て来い。急患の呼び出しとでも言えばいいから>

スンジョが電話を切ると臨月の妊婦がヨロヨロと歩いていた。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃないですよ、亭主がいない時間に陣痛が始まって・・・・・アイゴー」
「私は医者で、妻は看護師です。今から病院に行きますから。」
車内で陣痛の妊婦を励まして、びょうんに到着してから既に30分以上が過ぎた。
春が近いと言っても、流石に夜間は寒い。
カシミヤのコートの襟を立てて、両手にハニは息を吹きかけた。
ほんの一瞬暖かくなる気がした。

「まだかな・・・・・・・寒いなぁ・・・・・まだかなぁ・・・・・・」
「待たせたな・・・・・・・・・。」
息が整うまでハニは待っていた。
「無事に産まれたよ。」
他人の子供の出産だけど、自分と同じ日が誕生日だと思うと嬉しい。

「まだ・・・・時間は大丈夫だな。行くぞハニ。」
「どこに?」
腕を引っ張られ車に乗り込むと車内はさっきの妊婦がメチャメチャにしていた。
助手席に座りシートベルトをはめると車は走り出した。

ただなんとなく外を見ているといくつもの高級なホテルが立ち並んでいるところに来ていた。
「スンジョ君?」
「夜景の綺麗なレストランだろ?レストランを予約しておいた。」
どうしたのかな・・・・・照れ屋のスンジョ君が、サプライズを考えてくれるなんて・・・・・でも嬉しいな。
エレベーターに乗って上がると車のヘッドライトやテールライトがきらめいて、夢を見ているようだった。

案内されて席に着くと、スンジョが一つ咳払いをした。
差し出された一本の赤いバラ。
「ゴメン、これ一本だけになった。さっき病院に運んだ妊婦の下敷きになって、100本買ったんだけど1本しか残らなかった。」
照れくさそうにしているスンジョ君の手から、受け取ると甘くて幸せな香りがした。

「ありがとう・・・・・・・。」
初めてもらったプレゼント。
照れ屋のスンジョが、顔を赤くして花屋に頼んでいるのを想像すると可笑しかった。
美味しい料理が運ばれて、スンジョと初めて二人だけで過ごすバースディディナー。
静かなピアノの曲に、なれないレストランだけどすごく幸せな夜だった。

そして一年が過ぎて 49

カチャカチャとパソコンのキーボードを叩く音が遅い時間まで聞こえた。
最後にポォーンとキーボードを叩いて、スンジョはパソコンの電源を切った。
スンジョが眠るまで起きているといつも言っているが、ベッドに入ると直ぐに寝息を立ててハニは眠ってしまう。

ハニの横に滑り込むように入ると、結婚してから寝相の悪いハニを抱き寄せる習慣が身についてしまったように引き寄せた、
モゴモゴとふっくらした唇が動き、聞き取れそうにもない言葉を発していた。
「お休み」
そう言ってお休みのキスをして、枕元のスタンドの電気を消した。

「ナ先生、今度の当直代を変わってもらえませんか?」
「悪い!16日か?奥さんとホテルでディナーだ。」
自分で女は赤いバラとサプライズだと言っていたくせに、珍しく当直の交代をしたら断られた。
スンジョは近くにいた何人かの医師にも交代を頼んだが、デートだとかどうとか上手い具合に断られた。

アイツなら・・・・・・そう思って急いで資料室に向かった。
「16日だけど・・・・予定は入っていないですか?」
「予定はないけど、今度の学会に持って行く資料を頼まれているんだけど、まだ完成していなくて・・・・・・。」
「それを代わりにオレが完成させるから・・・・・・頼むよ。」
スンジョは必死に頼んだ。
「完成してくれるならいいけど、三日は掛かるよ。」
そう言われたがスンジョにしたら、そんなに時間のかかることもなさそうだった。
三日も掛かったら16日は過ぎてしまう。

昼食も休憩も取らずただひたすら資料をまとめ、パソコンに打ち込んでいた。

よし出来た!
メモリースティックにデータを保存して、パソコンの電源を落とした。
「おい・・・・おい・・・・出来たぞ。」
当直の交代を頼んだ医師は寝ぼけ眼でスンジョが差し出したメモリースティックを受け取った。
「もう出来たのか?わかった約束だ交代するよ。」
スンジョはその医師に礼を言って急いで着替えた。

病院近くの花屋に行き、店内を見回した。

苦手だ・・・・・・面倒くさいなぁ・・・・・
そう思っていると、やたら愛想のよさそうに聞きもしないのに花言葉を言ってくる店員。
「赤いバラを・・・・・・・沢山欲しいんだけど・・・・・・。」
「恋人にですか?」
「いえ・・・・・妻の誕生日に・・・・16日に用意してもらえませんか?100本。」
恥ずかしかった。初めてスンジョは、こんなに恥ずかしい思いをしたような気がした。

そして一年が過ぎて 48

二人揃っての帰宅は、今日の後は暫くは無いかな?
スンジョ君は私の誕生日の時はオペに当直だから・・・・・・。
一緒に外食もしたいけど、きっとお母さんが夕食を作ってくれているだろうから。

「食事でもして行くか?」
「えっ?」
「顔に書いてあるぞ。」
バーカ、触ったって消えないだろう。お前の考えくらい判ってるさ。
判ってないか・・・。

昼間の看護師同士の話を聞いて、今までハニに欲が無いと思っていたが、プレゼントが試験勉強を見たこととドライブデートじゃ可哀想だ。
ナ医師の言うとおり、ハニが可哀想に思えた。
結婚しても合わせれないと言ったが、女は赤いバラとサプライズか・・・・・

「ううん・・・・スンジョ君疲れたでしょ?家で食べましょうよ、お母さんが用意してくださっているから。」
そう言いながら、窓の外を歩くカップルを目で追っていた。
プロポーズでもしたのだろうか、女性が赤いバラの花束を嬉しそうに抱き、そんな女性を庇うように肩を抱いて歩いている。

「欲しいのか?」
「えっ?」
「赤いバラ。」
「そりゃあね、憧れるし欲しいわ。沢山の赤いバラとサプライズ・・・・・・・」
羨ましそうに見ているハニの顔が悲しそうにも見えた。

考えたらプロポーズだって、したのかさえ覚えていない。
強引にキスをしただけだったし、本人の同意も無く結婚宣言をしたんだから。

「でもいいの私は・・・・・・スンジョ君がいるだけで幸せなんだから。」
ニコニコと笑ってオレを見るハニがいじらしく思う瞬間。
隙を見せないように、聞いていない振りをした。
そう、この後いつもハニはため息を吐いて前を見る。

こうしてハニを直ぐに拗ねさせたりため息を吐かせるのがオレの楽しみでもあるが、ハニが可愛く思える一時(ひととき)でもあった。
バックミラー越しに見るさっきのカップルのような、恋人期間が無かったオレ達の思い出を結婚してからでも作ってやろうかと思った。



「先に眠るね。」
フワッと香るハニのシャンプーの香り。
この部屋は結婚してからいつも花のような香りが漂うようになっていた。
「どんな誕生日がしたいんだ?期待するなよ・・・参考に聞くだけだ。」
「あのね・・・・・・夜景の綺麗なレストランで、二人だけでディナーをするの。キャンドルの炎が揺らめいて温かな感じで・・・・・・100本の赤いバラをスンジョ君が私に贈ってくれるの。<ハニ・・・・誕生日おめでとう。愛してるよオレの奥さん>って・・・・・その後は用意してくれた部屋で一晩過ごすの・・・・・・・・・朝目が覚めたら誕生日のプレゼントの指輪がはめられているのを私が気が付いて、<ありがとう>って言って眠っているスンジョ君の頬にキスをするの。」

「オレには無理だな、そんなサプライズは・・・・・まっ、聞いただけだからな。」
ハニががっかりしたのが判る。
布団にもぐりこんで、オレの変わりにミナから貰ったクマを抱きしめているから。

カチャカチャとキーボードでキーを叩いて検索した。

<夜景の綺麗なレストラン>
どれもが女の子が憧れるようなサプライズが演出できそうな店ばかりだった。
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