昨夜のお誘いは楽しかったが半分とモヤモヤした気持ちが半分だった。
そのモヤモヤも二つのモヤモヤがあった。
ひとつは、あのかわいかったスンヨが憎たらしい嫌味な男に成長していた。
『仕返し』をするにはソウルの高校に行くしかないが、それを祖母にどう切り出していいのか迷っていた。
なぜなら、学校の勉強も熱心にしていなかった。
田舎の学校は普通に学校に通っているだけで成績になるのではないが、勉強を怠けているのに調子の良い事ばかりを口にする事は出来ない。
「ハニ、ボウッてしていないでテーブルを拭いて、ほら布巾を置いておくから急いでやるんだよ。」
店の手伝いをしていれば勉強をサボれるとは思っていないし、祖母も勉強をする時間を失くしても店を手伝わせる人ではない。
ソウルの高校に行くにも勉強をしなければ転入試験にも受からない。
「おばあちゃん・・・・」
「どうした?小遣いは決まった額しかやらないよ。」
「そうじゃないの。あのね・・・・三年生からソウルの高校に行ってもいい?」
祖母は驚いた顔をした。
「またお前の勘違いで何か仕出かしたのか?」
「違うよ。」
違うと言っても自分の学力はよく知っている。
田舎の高校で落第点が取れない成績でも、ソウルに行けば勉強に付いて行けるとは思えない。
「パラン大学に行きたいの。パラン高校からだったら推薦でいけるけど、受験をしてはとても行けそうにないでしょ・・・だから・・・」
田舎にいても仕事があるわけではない。
店を開いても儲かるほどの売り上げは無い。
この先この土地の発展は望めない事は充分に分かっている。
ハニの父も、将来を考えてソウルで店を続けているのだ。
「ねぇ、おばあちゃん・・・・転入試験を受けてもいい?」
祖母はハニが『仕返し』をするために転入したいと言っていると思っていない。
「ギドンに相談をしてから決めなさい。ばあちゃんはハニがソウルに行きたいというのは止めないよ。」

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そのモヤモヤも二つのモヤモヤがあった。
ひとつは、あのかわいかったスンヨが憎たらしい嫌味な男に成長していた。
『仕返し』をするにはソウルの高校に行くしかないが、それを祖母にどう切り出していいのか迷っていた。
なぜなら、学校の勉強も熱心にしていなかった。
田舎の学校は普通に学校に通っているだけで成績になるのではないが、勉強を怠けているのに調子の良い事ばかりを口にする事は出来ない。
「ハニ、ボウッてしていないでテーブルを拭いて、ほら布巾を置いておくから急いでやるんだよ。」
店の手伝いをしていれば勉強をサボれるとは思っていないし、祖母も勉強をする時間を失くしても店を手伝わせる人ではない。
ソウルの高校に行くにも勉強をしなければ転入試験にも受からない。
「おばあちゃん・・・・」
「どうした?小遣いは決まった額しかやらないよ。」
「そうじゃないの。あのね・・・・三年生からソウルの高校に行ってもいい?」
祖母は驚いた顔をした。
「またお前の勘違いで何か仕出かしたのか?」
「違うよ。」
違うと言っても自分の学力はよく知っている。
田舎の高校で落第点が取れない成績でも、ソウルに行けば勉強に付いて行けるとは思えない。
「パラン大学に行きたいの。パラン高校からだったら推薦でいけるけど、受験をしてはとても行けそうにないでしょ・・・だから・・・」
田舎にいても仕事があるわけではない。
店を開いても儲かるほどの売り上げは無い。
この先この土地の発展は望めない事は充分に分かっている。
ハニの父も、将来を考えてソウルで店を続けているのだ。
「ねぇ、おばあちゃん・・・・転入試験を受けてもいい?」
祖母はハニが『仕返し』をするために転入したいと言っていると思っていない。
「ギドンに相談をしてから決めなさい。ばあちゃんはハニがソウルに行きたいというのは止めないよ。」

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