大好き!<イタズラなKiss>

韓国版イタズラなKissが大好きです。 切ないお話しか書いていないので、お好みではない方はスルーしてください。

2016年03月

今でも 36

ギョンス先輩と飲んで、自分の気持ちが少しは楽になったが、何も解決をすることは出来ないし、それをしてはいけないことは判っている。
友達と喧嘩をしてそのまま会わないで行くようにするものでもないし、ヘラを傷付けたままにしてはいけない。
先輩の昇進祝いで、アルコールを言って来も飲まなかったヘラは、今度こそ妊娠をしていると信じたいのだろう。
漢方薬治療をしても直ぐには効果が出ないし、タイミング法を使っても妊娠はしなかった。
パク先生の話しではヘラの場合は、自分の体型を維持するために、食事を制限している事による低体温とストレスが原因で妊娠が出来ないと言う診断だった。
それをヘラに言うのかどうかは、オレの判断に任せるとの事だ。

この時間、きっとヘラは休んでいるはずだ。

スンジョは静かに玄関のドアを開けて、着替えを取りに寝室に行った。
眠っているヘラを起こさない様にウォークインクローゼットに行き、ジャケットをしまい着替えを持って寝室を出ようとした。
「お帰りなさい・・・・」
「起きていたのか?」
「ちょっと具合が悪くて・・・」
だから飲まなかったのか・・・・・
「熱はある?」
「ちょっと・・・家に帰ってから、吐いたの・・・微熱もあるし・・もしかしたら妊娠したかもしれない。」
「明日、仕事を休んで病院に行って確認した方がいい。妊娠しているのなら、仕事もセーブしないといけない。」
「明日はどうしても行かないといけない仕事だから、出来る限り早く病院に行って来るわ。」
自分の子供がやっと出来たと言うのに、スンジョは嬉しそうではないし、ヘラは念願の妊娠で嬉しいはずがいつもと違っていた。
スンジョは、やっと妊娠したことの不安なのだと思っていた。

「吐き気が酷い様だったら、起こしてくれてもいいから・・・・」
一緒のベッドで眠るとは決して言わないスンジョに、ヘラは唇を噛んで布団の端をギュッと握った。
パタンとドアが閉まると、バスルームに向かってスンジョは歩いた。
願っていた妊娠を喜ぶことない夫婦。
ヘラは結局仕事をすぐに口にだし、スンジョも気遣うことなく風呂で身体を洗い寝室代わりにしている書斎の簡易ベッドで横になった。

ただ妊娠を喜べないのは、ハニへの想いがあるばかりではなく、何かが違う気がしてならなかった。
何かが違う。
どこがどう違うのか、それが何なのかが判らなかった。




 
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今でも 35

「何を・・・・オレがハニを好き?」
ドクン・・心臓が大きく打つと同時に、グラスを持つ手が震えた。
自分の心を13年間誤魔化して来た。
ヘラとの見合いをする決意をした時に、ハニへの想いは消したつもりでいたが、一度も消えるどころか想いが募るばかりだった。
ハニへの想いに気が付いているのは、母だけだと思っていたがギョンスにも気づかれていたとは思ってもいなかった。
「そうだろ?違うとはだれも思わないよ。お前は、いつも顔の表情を変えずにいるのに、ハニが絡んでくると顔から緊張感が消えていたからな。口が軽いと思うかもしれないけど、誰にも言ったりはしないよ。政略結婚だと言っても、夫婦をもめさせたりする気はないから。ヘラもお前も2人とも頭がいいのに、お互い日本新をいう事が無いから辛いのだろ?」
ギョンス先輩は、ずっとヘラが好きだった。
オレが好きなハニは他の男と結婚をして、ヘラが好きな先輩は独身でいる。
オレが政略結婚をしなければ、先輩はヘラに告白をしたのだろうか?
オレがハニの気持ちを受け入れていたら、ハニはオレの元から去って行かないで、オレもこんなに辛い思いをしなかったのかもしれない。

「先輩は、今でもヘラの事が好きですか?」
「はっ・・・・なっ・・・何を・・オレは・・・オレが独身だからって・・・確かに大学時代は・・・卒業年度は同じでも留年に軍隊に行っていたから・・・・・・・」
慌てふためくギョンスを見てスンジョはクスッと笑った。
ギョンスもまたスンジョの顔を見て、大きな口を開けて笑った。
こんな風に笑ったのはいつ以来だろう。
もうずっと長い間、気持ちよく笑ったことはなかった。
「先輩の言うとおり、オレはハニが好きだった・・・・正確には今もハニが好きなのかもしれない。それならヘラには愛情があるのかと言うと・・・・」
スンジョは飲み干したグラスに、ウイスキーを入れた。
それを一気に飲むと、氷を入れていないから生温かく美味しいはずのモルトの味が渋く感じた。

「ヘラと結婚をすればきっと好きになると思っていたが・・・・・・嫌いではないが、男女間の愛情よりも・・・・同士のようなそんな感情しか湧く事が無かった。それではいけないから妻として好きになろうと思っても、好きになるのは思ってなるわけでもなく、自然とそうなるものだと実感した。それこそ、子供が出来ればこの父と母としての信頼関係は出来ると思ったけど・・・・・・結局子供は中々出来ないうちに、弟が結婚をして直ぐに子供が出来て・・それからは、ヘラも精神的にイライラして喧嘩こそしないが・・・・寝室を別にした。」
辛そうに話すスンジョの顔を見て、ギョンスはどう声を掛けていいのか判らなかった。
ヘラへの想いは消える事が無く、スンジョとヘラの夫婦間の事を聞くのも躊躇われたが、スンジョのことだから誰にも相談も出来ずに一人で背負っているのだろうと思えた。

「その・・・独身のオレが聞きにくいが・・・・・アレはしているのか?」
「アレ?・・・あぁ・・アレね・・・・ヘラが言う日に、してるよ・・・・日にちのズレもあるからその日を挟んで・・・・」
「ヘラが妊娠できるようにするにはどうしたらいいんだ?妊娠すれば、ヘラとの関係もよくなるかもしれんだろ?お前がハニの事がまだ好きでも、どこにいるのかどうしているのかも判らないままだし、ハニを探すために離婚をするのなら別だけど・・・」
いつもよりスンジョは酔いが回っているのか、心の中の事をギョンスに話している自分の行動を止める事もしていなかった。
でも、心で思っていてもこれだけは言ってはいけないことがある事は秘めていた。

「ヘラは、体温が低すぎるんだ。温かい所で心をゆったりと持って過ごすと妊娠が出来るはずだ。だけど、彼女は仕事を辞めないだろうし、今は大きな仕事があるみたいだからそのストレスも関係している。」
オリエントコーポレーションの社員のギョンスには、まだヘラがしている大きな仕事をj詳しくいう事は出来ない。
週末の金曜日で明日はスンジョもギョンスも仕事が休みだ。
それでも、遅くまで飲んでいる訳にはいかない。
「先輩、そろそろ帰りましょうか?あまり遅くなると、ご両親に迷惑が掛るでしょう。」
ギョンスは腕時計を見て、時間を確認した。
「そうだな、お袋が起きているから帰らんと・・・・そうそう、オレは済州島のホテルの副支配人になったんだ。今度会うときは、お前が済州島に来た時か、休暇で帰って来た時だな。それまで、お前たちがうまく行っているように祈ってるよ。」
「そうですね。今日は、先輩の昇進祝いとオレの話を聞いて貰ったので支払いはオレがします。」
「悪いな・・・」

ヘラに想いはあってもギョンスはスンジョを大切な後輩だと思っている。
報われなかった想いでも、ヘラが幸せになる為に、自分はスンジョの悩みを聞き、それをうまくヘラに伝えてあげればいいと考えていた。




 
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今でも 34

病院の同期の医師とよく飲みに来る馴染の店にスンジョはギョンスを始めて連れて来た。
ギョンスを始めて連れて来たと言うよりは、ここに一緒に来る人間は皆パラン大の医師たちばかりだ。
「さすが、ハンダイの長男で医師のペク・スンジョだな。普通のレベルのオレにはとても来れないよ。」
「先輩・・・・」
「冗談だよ。オレはもっぱら屋台で飲んでいるからな。」
薄暗い店内は落ち着いた感じで、エリートたちが集って飲むのによく似合う。
ホールスタッフとも顔なじみなのか、スンジョと一言二言話をすると、奥の個室に案内された。

「個室か・・・・VIPルームと言うやつか?」
「まぁ・・・そんなもんだな。仕事の話をしたいからと言えば、ここに案内してくれるよ。先輩も接待で使ったらいいですよ。」
「ハハハ・・オレは接待も屋台かホットドックの店を使うよ。」
スンジョはギョンスの昔と変わらない話し方に、会うたびに肩の力が抜けるように思っていた。

個室は外の声も聞こえず中の声も聞こえず、人に聞かれたくない話にもってこいの部屋だ。
「ヘラとうまく行っていないのか?」
「判りますか?」
「判るよ。お前が辛そうな顔をしているからな。」
「自分で決めた結婚ですからね。」
薄暗い照明の光が、グラスの中の琥珀色の中で揺れる氷が乱反射して、やつれた感じのスンジョの顔に当たっていた。
「子供がいないからうまく行かないのか?」
「先輩・・・・」
「独身のオレが言う事でもないし、お前は医者だから余計に他人には言われたくないよな。」
子供の事は自分の中ではそれほど悩みとして占めていなかったが、ヘラの中ではそうではない。

「弟が、オレの弟夫婦が結婚してすぐに子供が出来たのがヘラには屈辱だった・・・かもしれない。彼女は、産まれてから一度も人に負けた事が無いから特に辛いのかもしれない。」
それだけじゃない。
それだけがヘラとうまく行かなくなった事ではないが、オレはヘラが妊娠しない事を利用しているのだろうか。
「別れる気はないのか?」
「えっ?」
無意識に言ったギョンスの言葉に、スンジョは勿論の事、言った本人も驚いた。
「冗談だよ・・・冗談・・・スンジョなら、何とか関係を戻そうとすると思うよ。大学時代から、ヘラとは話があっていたみたいだし、ヘラもお前に本気だったからな・・・・オレとハニは自分とは不釣り合いな相手に片想いをしていたからな。」
ハニの名前がギョンスの口から出るとは思わなかった。
それに、ギョンスがヘラの事を好きだと言う事も判っていたが、結婚式にはそんな想いを見せずに参列してくれた。
「ハニの行方は判ったのか?」
「いえ・・・・オレとは関係ないですから・・・」
「そうか?」
「そうです・・・親父の親友の娘と言うだけですから。」
誰にもオレの気持ちは気が付かれていないはずだ。
ただ一人気づかれているのは、お袋だけだがヘラと結婚してからは、あの頃よりも静かになってハニの名前を出す事もしなくなった。
相変らず、ヘラとの関係は良くないみたいで、オレ達の家に来ることも無いし実家に呼ぶのもオレだけで、いつもヘラがいない時に帰って来るように言う。

「スンジョ・・・ハンダイも持ち直したどころか、随分と景気が良いみたいだよな・・・」
「お蔭様で、弟が頑張っていますから・・・」
「もういいのじゃないかな?お前たち政略結婚だけど、オリエントコーポレーションからの援助は必要ないだろ?社員のオレが言うのもなんだけど、玩具メーカーと母体が企業向けに融資をする会社と組んで仕事をして行かなくてもいいと思うし・・・・」
「何が言いたいのですか?」

「お前さ・・・・高校時代から、ハニの事が好きだったのだろ?」



 

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今でも 33

スンジョ達がギョンスと待ち合わせをした場所は、落ち着いた雰囲気のクラブではなく、大学時代によく使った店だった。
店の自動ドアが開くと、ギョンスはスンジョとヘラを見つけて大きく手を振った。
「ここだ!ここだ!」
いつもギョンスが飲みに誘うのはこの店で、決まって座る場所は同じで三人で使うには広すぎるテーブルを予約する。
「先輩は大学時代の思い出から抜けないのね。」
「抜けないのじゃなくて、この店はパラン大テニス部の指定店だからな。いつものを頼んだけど良かったか?」
「いいですよ。今日は先輩の昇進祝いですから、好きなだけホットドックを頼んでくださいよ。」
「スンジョの奢りな!」
毎回ギョンスと一緒に飲むと気はこんな感じで、大学時代と変わらない話し方だ。
あの頃と違ったのは、ヘラとスンジョが結婚をして、ギョンスは除隊後二年かかって大学を卒業した。
二年かかっての卒業だから、ヘラと同じ年の卒業になる。

注文した食べ物や、飲み物が並べられると、ギョンスの声で三人だけの昇進祝いの乾杯をした。
「あ~ッ!美味いなぁ~」
「相変らずホットドックのコンテストに出ているの?」
「まぁな・・・三十路過ぎて独身だと、家に帰ってもお袋も親父も、オレの帰宅を待って食事じゃないからな。スンジョみたいに、家に帰ったら美しい妻が<お帰り~>って出迎えてくれるわけじゃないからな・・・年老いたお袋が迎えてくれても、こんな時間に起きていて貰って悪いとしか思えなくて・・・・」
「先輩も早く結婚すればいいのに・・・うちの会社に独身の女の子はいるから、その中から選んだらどう?」
「ヘラのコネで入ったオリエントコーポレーションだからな・・・みんな避けてるよ。」
「コネで社員を入れるほどおじい様は優しくはないわ。その人の能力が無ければ、いくら私の知り合いでも入れないわよ。」
他愛もない会話で話をしているヘラとギョンスとは対照的に、スンジョはその話に加わることも無くひとりで何かを考え込むようにして飲んでいた。

「ところで、ヘラ・・・・何を飲んでいるんだ?」
「ミネラルウォーターよ。」
「ミネラルウォーター?結構飲める口だっただろ。酒は止めたのか?」
「止めたの。健康のために、飲むのは止めた方がいいと思って。」
飲むのを止めた?
この間まで、オレがいない時でも家で飲んでいたのに、いつ止めたんだ?
パク先生の診察に行く少し前から、そう言えば飲んでいる姿を見た事が無かったな。
丁度、孤児院に行ってその後に麓で開発事業の話をするからと残ったあの日から、ヘラの様子が変わってきている事に気が付いた。

あの孤児院に行く前の頃は、ウンジョ達に子供が出来たと聞いた時が特にひどかったが、カリカリとヒステリックになっていた。
「まぁ、いくら旦那が医者でも、飲み過ぎて身体を壊したヘラはオレは見たくないな・・・な?スンジョ。」
「あぁ・・・・・」
フフッとヘラは意味ありげに笑って、ミネラルウォーターをクイッと飲むと、腕時計に目を移した。
「先輩、折角のお祝なのに、先に帰るわね。」
「先に帰るのか?まだ、10時だぞ。」
「今、色々と忙しいの・・・明日も早朝から、会社に行っておじい様や他の理事たちとの会議があるから。」
「そうか・・・・スンジョも帰るのか?」
「オレは、明日は非番だから、先輩と付き合うよ。」
店員から迎えの車が来たからと伝えられると、あまり飲み過ぎないでねと言うように肩を叩いてヘラは店の外に出て行った。

無言で飲んでいるスンジョの顔を見て、ギョンスはさっきまでの砕けた表情から引き締めた顔に変わっていた。
「場所を移すか?」
「先輩・・・・」
「昇進祝いで呼んだわけじゃないよ。最近耳にする話に、オレの心が痛んでな・・・・スンジョ、お前とヘラの特集とかでテレビや雑誌に出ている顔を見て、お前は辛いのじゃないかなってさ・・・・・・・・」
誰にも自分の今の気持ちを知られないようにしていた。
知られないようにしていたのではないのかもしれない。
スンジョは自分が無意識のうちに、自分が辛そうな顔をしている事に気が付いていなかったのかも知れなかった。
「同僚と行く店が近くにあります。」
スンジョが席を立って上着を着ると、ギョンスも同じように席を立った。




 

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今でも 32

「オレは、何も持っていないよ。」
「いいの。」
「親に捨てられた子供で、学校だって出ていないから仕事もカッコいい仕事にも就けない。」
「気にしていないわ。10年間、私に何も聞かないでずっと傍にいてくれた。ダニエルはいつだって私に優しかった。優しかったから、本当の名前も言って本当の奥さんになる・・・・・」
迷いはあった。
迷いはあったけど、どんなにスンジョ君の事が好きでも叶わない恋だったし、ちゃんと結婚しているスンジョ君との未来は見る事は出来ない。

ダニエルは開いたお弁当のおかずをぱくりと食べた。
その表情は好きな女の子に告白をし『O・K』を貰った少年のように嬉しそうだった。
似ている。
チョッとした表情がスンジョ君に似ていると、ハニはダニエルを見てよく思っていた。

「ユナ・・・・ハニの親はいるんだよな・・・ちゃんと親にも挨拶をした方がいいよな?」
「パパだけ・・・・ソウルでククスのお店をやっているの・・・・」
「ソウルか・・・・済州島に行く前に寄って挨拶をしようか?ずっと会っていないだろ?」
黙ってうなずくハニは、まだソウルに行く勇気が無かった。
少し前にダニエルに隠れてスンジョに伝えたことがあるから、ギドンに会いに行くとスンジョと会う様な気がしていた。
「行きたくないのか?」
「ん~」
ソウルを出た理由を話したことは無かったが、ダニエルは薄々感ずいていた。
スンジョは誰かと聞いた時に、ハニが言った言葉だけでその男と何かあってどこかに行くつもりで駅にいたのだと思っていた。

「たった一人の親だろ?ソウルから出て来て10年も経てば、親の年齢もオレ達が年を重ねたと同じで老いて来ているんだ。会わないで済州島に行って公開をすることになるかもしれない。後悔はして欲しくないよ。初めてハニに会った時に、死んでしまいたいような顔をしていた事を思い出す。親の顔も知らずに育った、オレやジェウクの事を思って会わないのなら、その方が辛いよ・・・・・」
「会うよ・・・・会って、済州島でダニエルとジェウクと幸せになる・・・・」
叶わない恋をいつもまでも想い続けて行かないで、新しい自分として幸せになる道を進無事に決心をした。




クローゼットの中のジャケットを選んで、シャツのボタンを留めているスンジョの後ろにヘラは回った。
「珍しいわよね、ギョンス先輩が私達を飲みに誘うのは。」
「昇進祝いをオレ達としたいそうだよ。」
スンジョは、ヘラが背中から掛けたジャケットの袖に腕を通すと机の上の計谷を胸ポケットに入れた。
10年ぶりに聞いたハニの声が、頭から離れない。
離れないのは、ずっと探していたハニが言った別れの言葉と取れる内容の伝言。

≪スンジョ君、私ね・・幸せだから・・・もし、パパに会うことがあったらそう伝えて≫

もう会うつもりはないのだろうか?
オレに会うつもりはなくても、おじさんに会ってやってほしい。
10年間ずっと娘を探しているには、年齢的にも体力の限界だ・・・・・・お袋も自分の交友関係を使って調べているみたいだけど、ユン家の手前目立っての行動に制限がある。

「どうかしたの?」
「いや・・・・」
「じゃあ、行きましょうか?途中で私は帰るけど、飲み過ぎないようにしてくださいね。」
ここ数日ヘラは落ち着いていた。
何があったのかは判らないが、病院でもパク先生に熱心に話を聞いていたし、刺々しさが無くなっていた。
開発事業で立ち退きを拒否していた住人達との話も上手く進んだのだろうか?




 
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