大好き!<イタズラなKiss>

韓国版イタズラなKissが大好きです。 切ないお話しか書いていないので、お好みではない方はスルーしてください。

2015年05月

雪が降る前に「波の花」 30

ギドンはスンジョからの話を聞きしんみりとした。
「そうか・・・記憶が少し戻ったか・・・・」
「戻ったと言っても、ほんの一瞬ですから何も変わりません。まだ、自分の名前さえ今使っている名前でいいのかもわからないのですから。」
ギドンの空になった器にスンジョは酒を注ぎ入れた。

「父さん・・・・ハニも来たよ。」
「ぉお・・・来たか・・・まぁここに座りなさい。」
温かい湯に浸かり幾分顔色が戻り落ち着いた様子のハニだが、男に襲われた事がショックで震えていた。
「ハニや・・・・父さんと母さんがお前が外にいる時に奥に行って怖い思いをさせて悪かった。」
頭を下げる父にハニは首を横に振るだけ。
その時の恐怖が押し寄せたのか、ハニはまた大粒の涙を落とした。
「ハナ・・・ハニ・・・・この村を出ようと思うけど・・・」
「そうだね、さっきみたいなことがまた遭ったりしたら今度は助けられないかもしれないし・・・・」
「父さん・・・・母さん・・・私がいけないの・・・宿を閉めてこの村を出て行くなんて・・・」
ハニにしたら、生まれた時からこの村に住んで一度も出たことが無いから、村を出て行くことの選択肢は無かった。

「気にせんでいいよ、ハニ・・・・父さんも母さんも元々はこの村の人間じゃない。お前にも話していなかったが言っておいた方がいいな・・・・・スンジョさんも聞いてくれるか?」
「はい・・・」
「ハナ・・・例の物を・・・」
ギドンに“例の物”を持って来るように言われて、隣の自分たちの部屋に行って直ぐに七宝焼き(チルポコンイェ)の箱を持って来た。
ハニは昔、ハナが箱の中に有る物を手入れしている時に欲しいとせがんだ箱だと気が付いた。
「この箱はな、オ家に伝わる大切な思い出の箱だ。今から父さんが言う事は身内にしか伝えてはいけないと言われている事だが、スンジョさんにここにいてもらった理由はハナにもまだ言っていなかったが、ハニを嫁に貰ってくれると言う事でいて貰った。」
驚いて顔を上げたハニは、自分の思いを父がスンジョに伝えたのだと思っているようだった。
「そんな・・・・父さん・・私の身体は綺麗じゃない・・・スンジョ様はこんな私に同乗して・・・・」
「同情じゃないですよ。ハニさんと出会った時から、ハニさんと一緒にいる事が遠い昔から決まっていたように心が安らぐのです。ただ、どこの誰かも自分の名前さえ分からない私が、その思いをハニさんに言うことは出来なかった。」
「先日な・・・・父さんがスンジョさんに軽い気持ちで話したんだ。ハニを貰ってくれんかと・・・・・断られても仕方がないし、いずれ記憶が戻ったらハニとは別れて自分の生活に戻るから断ると思っていたら、ほとんど即答でハニと夫婦になりたいと・・・そう言ってくださった。」

ハナは何かピンと来たようで、ハニの腕に触れた。
「心当たりに今気が付いたよ。どうして1日一本づつハニの為に花を買って来るのか気になっていたよ。そうかそうか・・・・・」
ハニの悲しい出来事に家の中は暗くなっていたが、ギドンからスンジョがハニと夫婦になる子を望んでいることを知りハナは嬉しかった。
「ハニさん、私は自分の事を何もわかりませんが、ハニさんと夫婦になっていただけませんか?」
何もなければハニはスンジョのこの申し出を即答で来た。
自分の汚れた身体の事も気になるが、いつか記憶が全て戻った時に、本来のスンジョの生活に戻らなければならなくなった時のことを思うと、どう過ごしていのか解らなかった。




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雪が降る前に「波の花」 29

パジのひもを締めながら小屋彼出て来た男をスンジョは追いかけた。
「待て!待てと言っているのが判らないのか。」
男はずり落ちそうになるパジ を引き上げて、後ろを振り返りスンジョを見た。

この感覚・・・・何故だ?
この男に会ったのは初めてのはずなのに・・・・

スンジョの走る速度が遅くなると、その男は忍び刀を出してスンジョめがけて振り上げた。

「この死にぞこないが!!」
沈みゆく太陽の光に反射して、刀の刃がキラリと光った。
振り下ろされる刀の刃を、両手で受けた瞬間にその男と目が合った。

消えた記憶の奥で、何かが一瞬見えた。
そうだ、あの時切りつけられたときの記憶だ。
峠を越えて掛けで少し休もうと思った時、二人連れの男と出くわした。
「あんた、金を持っていそうだな。そこの懐に有る物を少し貸してくれんか?」
断った。
あの巾着(トゥルチュモニ)は、誰かに貰った・・・・・
その巾着をあの男は金だと思っていた。
必死で逃げてあの巾着を守ろうとした時、あの男が刀を振り上げたが、私は巾着を守ろうとして肩口に刀が当たり、そのまま崖から落ちた。

「お・・・覚えてろよ、死にぞこない!!全く災難だ、あの女ならやらせてくれると思ったのに。 」
鳩尾を押さえてもう一人の男がと合流して、捨て台詞を履いて逃げて行くが、スンジョは断片的に思い出した記憶の影響か、頭を押さえてその場に座り込んだ。




「スンジョさん・・・休んでください。」
スンジョが落ち着いたのは、あの出来事からそれほど時間が掛っていなかったが、辺りは陽が完全に落ちて暗くなっていた。
「大丈夫です・・・・・・」
そうは言うものの、まだ頭はズキズキと痛み、崖から落ちる時の記憶が何度も頭の中を巡っていた。
「崖から・・・落ちる時の記憶が少しだけ戻りました。」
「あの男の刀の衝撃ですかね・・・」
「多分。それにあの時に襲われたのはあの男のような気がします。」
一瞬ではあったが、スンジョはあの男の目が自分を狙って崖から落とされた事に気が付いた。



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雪が降る前に「波の花」 28

花屋のおばさんに聞いた事がスンジョは気になって仕方が無かった。
ほんの十数分前に店に行った時に、花屋のおばさんがいつもの様に誰に花を毎日買っているのかと聞いて来た。
「兄さん、勿体ぶらずに教えてくれよ。」
「心が優しくて明るい子ですよ。」
「ハニだろ・・・・宿屋のハニだろ・・・」
「ど・・・」
「判るよ。ここらで若い娘はあの子だけだ。可哀想な事をされたよな。」
「おばさん、知っているのですか?」
「この村の皆知ってるよ。私は余所から来たん人間だからその中に入れてもらえんが、このままじゃあの宿を閉めて村を出なかんよ。ポン家と言うのはこの小さい村の中での権力者。赴任してきた両班でも何も口が挟めない。ワシが聞いたのはポン家のばあさん身体から本当の事だと思う。
「ポン家のおばあさんって・・・若芽処理をしているおばあさんですよね。」
「あの人は、息子と嫁のあの横暴な態度を心配している。ハニがジュングと結婚をするらしいと聞いた時、ハニが苦労するだろうなと思ったよ。ジュングは年老いてから出来た跡取り息子だから、欲しい物があったら人様の物でも奪って与えていたよ。」
スンジョはジュングと数回会っただけだから、とてもそんな男には見えなかった。

「とても信じられないだろ。」
「ええ・・・」
「ハニの前では優しい男だったからな・・・・・・・隣村に出かけてはよく妓楼で妓生と遊び呆けて(あそびほうけて)いた。」
いつもは一輪だけをおばさんから受け取るが、今日はおばさんは何本かの花を見繕っていた。

「ハニは、ジュングに強姦されたんだろ?」
「おばさん・・・」
「何も言わんでいい、お前さんが表れてからジュングのハニを見る目が違っていたからね。」
一本だけ買うはずだった花が花束に変わり、その代金を支払おうとしたらおばさんはいらないと手を振った。
「お前さんと夫婦になってこの村から出て行った方が幸せになるような気がするよ。」
おばさんの言葉に礼を言って、店を出ると昼間から泥酔している二人組の男が歩いていた。

「あの男たちは・・・・・」
スンジョが泥酔している男たちが言っている言葉に何か引っかかる感じがして、その姿を追っていた時に花屋のおばさんが心配そうな顔をして出て来た。
「ご存知ですか?」
「ご存知も何も・・・金が無くなるとこの村に帰って来て、ポン家の息子夫婦の所で寝泊まりしている破落戸(ごろつき)だよ。どこに行くんだろう・・・いつも飲みに行く方と違ってあっちはギドンの店しかない・・・・」
咄嗟にスンジョと花屋のおばさんと顔を見合わせた。
「兄さん、ハニが・・・ハニが何かされるかもしれない・・・急いで帰った方がいい。」
スンジョは花屋のおばさんに頭を下げて店を後にした。」


走るのは遅くはないが、肩口の傷は治ったが、腕を振ると痛みを感じる。
あれだけの刀傷だ。きっと骨まで達していたのかもしれない。
その傷が無ければ直ぐに二人を追い越して宿まで帰ることが出来た。
宿の食事を提供している店先に二人の男が向かい合って立っている。
違う、向かい合っているのではなく、ハニが逃げ出さないように塞いでいるだけだ。
コルムを一人の男に解かれ、店先にある小屋に連れ込まれたのが見えた。

ハニ・・・・・声を出して、大きな声で叫んで家の中にいるギドンさんとハナさんを呼ぶんだよ。

見張りに立っている男はスンジョが走って来る方に背を向け、中の様子を伺っていて気が付かない。
スンジョが小屋に近づくと、小屋の中でハニをののしっている男の声と、ハニが逃げようとしているのか殴っている音が聞こえた。

「お・・・お前・・・兄貴・・・ヤバい・・・見つかった・・・ゥグッ」
スンジョは、見張りの男の鳩(みぞおち)を拳で殴り小屋の戸を開けた。
「ハニ!」
チョゴリを脱がされ男は覆いかぶさっていたが、ハニは抵抗していたようでまだ何もされていなかった。
外の騒々しさにギドンとハナは小屋の方に走って来ると、最愛の娘がチョゴリを脱がされ頬をぶたれて腫羅氏唇を切っている姿に驚いた。

「母さん・・・・父さん・・・・」
ハニが小屋から這い出ると、騒ぎで表に出て来た両親に抱かれてずっと泣き続けていた。




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雪が降る前に「波の花」 27

泣きたい
泣いて叫びたい
私はジュングを誘惑していない
ジュングに・・・・手籠めにされた

そう言ってしまえば楽なのかもしれないけど、そう言う行動に走らせた私が悪い。
もし、赤ちゃんが出来ていたら私はその子を愛せたのだろうか。
ジュングは嫌いじゃなかったし、結婚をするつもりだったのに、スンジョ様と出会ってから私はジュングに触れられたくなくなった。
私は自分の事を男好きとかは思ったことが無いけど、あの人が意識が無い時に身体を拭いた時、この人と遠い昔に会ったような気がした。
その頃からだった。
夢の中でスンジョ様を旦那様と呼んで幸せに暮らしていたかと思うと、旦那様と呼んで振り返った人の顔がジュングだった。

「私って・・・・・村に人たちが言うように阿婆擦れなのかな?」
若芽採りの仕事ももう出来ない。
両親と一緒に宿を守って行けばきっとまたいいことがあるよね。

ハニの願いは両親の願いでもあった。
閉鎖的な小さな村で起きた出来事は、口づてで話が変化しながら伝わっていく物。
オ家の人たちにしたら、余所(よそ)から来た者への拒否反応であっても、傷付いたハニにしたら精神的に追い詰められかねない事でもあった。


「父さん、最近めっきり食べに来る人が減ったね。私の所為だね・・・・私がジュングと・・・・・」
「滅多な事を言うんじゃない。ハニの所為ではない・・・・最近、どうも王様の身体の具合が悪いから、また反対勢力の動きが可笑しくなっているんだろ。」
ギドンは自分の親とハナの親が都から逃げて来た時の話を思い出していた。
両班であったのに、その身分をはく奪され、身を隠すようにして逃げて来た。
だが、本当の理由はそうではないことを知っていた。

余所者(よそもの)を排除するのはどの国どの時代でもあるものだが、ハニがジュングにされた事が違って村中に伝わっている事が原因だ。
誰も、古くから力のあるポン家に逆らう事はしなだろう。
昔からの人は、ジュングが甘やかされて育っている事を知っているのに、ここで生きて行くためにはその言葉を信じて相手を悪く言うしかないから。

「最近、ハニはまた外に行かないのだね。」
「寒くなったから・・・・スンジョ様は・・・・」
「崖に行ったよ。早く記憶が戻ってほしいような、このままでいて欲しいような。」
「母さん・・」
「だって本当だよ。記憶が戻って、ハニと夫婦(めおと)になってくれればいいのにと思うよ。」
「ダメだよ・・私は・・・」
ハニはそう言うと、顔を赤くして箒を持って店先に出て行った。
宿泊客は元々あまり来なかったが、酒を飲む人も食事をするために来る人もこれほど来ない事は無かった。

道を避けに寄った数人の男が通っていた。
その男たちは、店先で掃除をしているハニを見ると近づいて前後から挟み込んだ。
ハニは怖くて店の奥にいる両親を見るが、両親はハニとその酔っ払い客の方を見ていなかった。
「ハニ・・・お前ジュングと良い事したんだって?」
「良い事?」
「まだガキだと思ってたら、お前たちそんなことをする歳になったんだな。」
その酔っ払いが何を自分に行っているのか判る余裕がハニには無かった。
「オレ達の方が、ジュングよりももっと気持ち良くさせてやれるぞ。」
ハニの正面にいる男が、コルムを解くとそこから胸元に手を入れ、後ろに立っている男はチマの隙間から手を差し入れて来た。

「嫌・・・・やめて・・・」
「嫌も止めても、もっとやってほしいと言う事なんだぞ。おぅおぅ・・・・胸も結構いい形をしているじゃないか。男を誘うハニと言う噂は本当だな。」
店の奥の方を見るが、両親はそこから離れて母屋に戻っていた。
誰も助けてくれないこの状況に、ハニは怖くて仕方が無かった。
「金を払うから、オレ達にやらせてくれよ。」
「ジュングがしてくれたよりもっと楽しい事を知っているんだぞ」
後ろにいた男が身体を押し付け、前にいる男がハニを店先にある小さな小屋に引きずり込もうとしている。

母さん・・・父さん・・・・助けて・・・・

小屋の中に連れ込まれると、一人の男は外で見張りになり、ハニの前にいた男は着ているチョゴリを無理やりに脱がせた。





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雪が降る前に「波の花」 26

「ギドンさん・・・・それは・・・」
「いや・・・言ってみただけだ・・気にせんでくれ。汚れた身体の娘を嫁にする人なんていやしない事も判ってる。それにスンジョさんは、都に好い女性(いいひと)がきっと待っているはずだから・・・気にせんでいい・・・あの子の一生は、ワシとハナで見て行くが、それでも親の方が先に旅立つ。残されたハニを想うと、一生独り身で過ごすには可哀想すぎて・・・・・どこかの後添え(のちぞえ)に慣れればそれでもいいが・・・・」
ギドンは、スンジョの返事を待たずにその場を立ちあがった。
「ギドンさん・・・・今の話・・受けてもいいですか?」
「スンジョさん・・・冗談だから・・・言ってみただけだから気にせんでいいよ。」
振り返ってスンジョにそう言ったが、スンジョは真剣な目をしていた。

「ハニさんは汚れていませんよ。、綺麗な心のままですから。 私の方こそ都に住んでいたのかも判らないし、ペク・スンジョと言う名前さえ本当に私の名前化も判りません。刀で切られるくらいですから悪人かもしれません。」
立ち上がったギドンはまた座り、スンジョと向かい合った。
「ハニさんと一緒になります。いえ・・・夫婦にさせてください。これは本心からで同情ではありません。ハニさんが一生懸命に看病をしてくれた傷もかなり良くなり、血が出て来る事もありません。親身になって手当をしてくれているうちに、ハニさんに好意を持ち始めたのですが、結婚を約束している人がいると言われて・・・言いだせず。」
父親が娘の気持ちを言っていい物かどうか迷ったが、ギドンはハニの気持ちを知っているからスンジョと幸せになってくれればいいと思っている。

「この村は狭い。狭いうえに昔からの土地の物の絆が強い。ワシら家族は都から流れて来た家族だ。ジュングの事はこちらは被害者であっても、ポン家は代々続くこの村の商売するものの元締めだ。ここを出て行かなければならなくなる覚悟で、両家で話し合った。向こうは直接は何も言ってこないだろうが、その周囲にすべてが判ってしまう事は時間の問題だ。ポン家のばあさんは常識人だが、昔から住んでいる土地の物には、何を言われても耐えて行かなければいけない。それでもハニを貰ってくれるのか?」
「はい、たとえ記憶が戻ってもハニさんを幸せにします。」
ハナは物陰で夫とスンジョの話を聞いて、声を出さずに泣いていた。



ハニは小屋の戸の手を掛けた。
この小屋の中には、あの時忘れて帰ったテンギと、若芽取りに使う道具が残されたままだ。
思い出さないようにしていても、あの時の光景が頭から離れない。
いきなり着物に手を掛けられ、着物や下着の破れる音。
耳を塞いでも聞こえてくるあの時の小さなもの音さえ、ふた月過ぎても忘れることが出来ない。
このままではいけない、忘れる為にこの戸を開けてテンギと道具を持って来なければ前に進めない。
ハニは勇気を出して戸を開けた。

「ハ・・・ハニ・・・・」
そこには会いたくなかったジュングが、ハニのテンギを手にして座っていた。
「これを取りに来たのか?若芽採りの道具とテンギ・・・・・お前の家に持って行こうと思ったが、親が行くなと言うからいけなくて。」
ジュングと話したくない。
このまま、ここから逃げて帰りたい。
「このテンギ・・・・くれないか?」
立ち上がって自分の方に近づいてくるジュングの足音が聞こえる。
「ハニ・・・・・結婚・・・・もうすることは出来んのだろうか・・・」
したくない。
もうジュングとは結婚はしたくない。
あんなことをしたからじゃなくて、私はスンジョ様が好き。
あの方意外の人は考えられない。

「無理だよな・・・・気になっていたけど・・・その・・・出来てなかったか?」
その言葉にハニはジュングを傷つけるつもりはなかったが、思わず口から出てしまった。
「出来ていても生むつもりはなかったから。」
父が煎じて飲ませてくれた薬の桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)は、妊娠したい人には効果があるが、妊娠している人には流産してしまうと言う副作用があると聞かされていた。
ハニはそれを思い出して、ジュングと決別をするつもりでいた。
「流産したのか?」
「だから安心して・・・・ジュングは私の事は忘れて・・私はもうジュングを誘惑しないから。」
「ハニ・・・・何を言ってるんだ。オレがハニを・・・・・・」
背中を向けるハニは、ジュングの言葉を聞きたくないと言っているように見えた。

「判ったよ・・・村の人たちが言ったように、あのスンジョとお前は・・出来ていたんだな・・オレは裏切られたんだ・・・判ったよ・・・テンギと道具を持って行けよ。」
ハニはジュングの持っていたテンギを取らず、道具だけを持って小屋を出て行った。
ジュングに触られていたテンギを貰う事も、今のハニには嫌で仕方が無かった。



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