「先生とこの診療所で再会した時、告白した事なんて忘れたみたいに、普通に私と接してくれたの。先生はよく、二階の西側にあるバスルームの窓から空を見ていたの。」
「入浴姿をお前は見ていたのか?」
違う違うと首を振っているが、電気を点けたらきっと真っ赤な顔をしているのだろう。
「先生はそこから離れの部屋が見えるのに、一度も離れには来なかった。もちろん、私がその部屋にいるのに、覗いたりなんてしていないよ。」
そんな事をハニが説明をしなくても、スウォンがそんな事をしない事は誰もが分かっている事だ。
でも、お義父さんが倒れてこのまま普通の生活に戻れないと分かって、自分がこの診療所を引き継がなければならなくなった時、『教師と生徒という関係ではなくなったから、今度は医師と看護師の関係で問題ないから告白をさせて欲しい。オレと結婚して、この診療所で家庭を持って欲しい。』
顔を赤くして真剣な眼差しでハニにそう言ったスウォンに、胸がときめき夢のような気持になった。
看護学科で一緒だった人や、高校時代からの親友のミナやジュリ達も結婚をしたからと焦っていたわけではないが、これがプロポーズですごくそれが嬉しかったから、すぐその場で結婚を決めた。
先生の事は嫌いではなかったし、もともと気になりだしたきっかけもスンジョに似ている所を見つけたから。
スンジョがヘラと結婚したのなら、自分も叶わなかった恋を忘れて幸せになってもいいと思ったのが、スウォンのプロポーズを受けた理由だった。
「ごめんね・・」
「なにが?」
「スンジョ君に、先生と結婚を決めた時の話をして。」
「別に・・・もっとすごい話も聞いていたから、気にならないよ。」
「だって・・あれは、スンジョ君と初めての時だったから、ついつい先生と新婚旅行の初めての夜と比べて・・・」
「いいよ。そんな事は・・あの時があってスンハが生まれたのだから。」
あの頃は毎晩のようにスンジョの部屋に行っていた。
今思うと、随分と大胆な事をしていたと思い出すだけで赤面してしまう。
「ところで、オレとスウォンさんはどこが似ているんだ?背は同じくらいでも、スウォンさんはユシムと同じでかなり細身だろ?」
「目がね・・目が似ているの。優しくて温かくて、それなのにとても淋しがりやな・・・」
目がね・・・とつぶやいた声を、ハニはチラッとスンジョの顔を見た。
「先生にはスンジョ君に失恋をした事、忘れる事がなかなかできそうにない事も話したけど、私が幸せだと思うくらい大事にしてくれた。こうして同じベッドに入ると、スンジョ君もヘラと・・・て思って何度も涙が出そうになって。」
今でもその時の事を思い出すのかハニが涙声になると、ハニの首の下に腕を入れて自分の方に抱き寄せた。
「思い出して泣くなよ。オレの女の最初で最後はハニだけだよ。」
何度も夜眠る時に、ヘラと見合いをした時を思い出すたびにスンジョがそう言ってくれるが、それをいつ聞いてもハニは嬉しくて仕方がなかった。

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「入浴姿をお前は見ていたのか?」
違う違うと首を振っているが、電気を点けたらきっと真っ赤な顔をしているのだろう。
「先生はそこから離れの部屋が見えるのに、一度も離れには来なかった。もちろん、私がその部屋にいるのに、覗いたりなんてしていないよ。」
そんな事をハニが説明をしなくても、スウォンがそんな事をしない事は誰もが分かっている事だ。
でも、お義父さんが倒れてこのまま普通の生活に戻れないと分かって、自分がこの診療所を引き継がなければならなくなった時、『教師と生徒という関係ではなくなったから、今度は医師と看護師の関係で問題ないから告白をさせて欲しい。オレと結婚して、この診療所で家庭を持って欲しい。』
顔を赤くして真剣な眼差しでハニにそう言ったスウォンに、胸がときめき夢のような気持になった。
看護学科で一緒だった人や、高校時代からの親友のミナやジュリ達も結婚をしたからと焦っていたわけではないが、これがプロポーズですごくそれが嬉しかったから、すぐその場で結婚を決めた。
先生の事は嫌いではなかったし、もともと気になりだしたきっかけもスンジョに似ている所を見つけたから。
スンジョがヘラと結婚したのなら、自分も叶わなかった恋を忘れて幸せになってもいいと思ったのが、スウォンのプロポーズを受けた理由だった。
「ごめんね・・」
「なにが?」
「スンジョ君に、先生と結婚を決めた時の話をして。」
「別に・・・もっとすごい話も聞いていたから、気にならないよ。」
「だって・・あれは、スンジョ君と初めての時だったから、ついつい先生と新婚旅行の初めての夜と比べて・・・」
「いいよ。そんな事は・・あの時があってスンハが生まれたのだから。」
あの頃は毎晩のようにスンジョの部屋に行っていた。
今思うと、随分と大胆な事をしていたと思い出すだけで赤面してしまう。
「ところで、オレとスウォンさんはどこが似ているんだ?背は同じくらいでも、スウォンさんはユシムと同じでかなり細身だろ?」
「目がね・・目が似ているの。優しくて温かくて、それなのにとても淋しがりやな・・・」
目がね・・・とつぶやいた声を、ハニはチラッとスンジョの顔を見た。
「先生にはスンジョ君に失恋をした事、忘れる事がなかなかできそうにない事も話したけど、私が幸せだと思うくらい大事にしてくれた。こうして同じベッドに入ると、スンジョ君もヘラと・・・て思って何度も涙が出そうになって。」
今でもその時の事を思い出すのかハニが涙声になると、ハニの首の下に腕を入れて自分の方に抱き寄せた。
「思い出して泣くなよ。オレの女の最初で最後はハニだけだよ。」
何度も夜眠る時に、ヘラと見合いをした時を思い出すたびにスンジョがそう言ってくれるが、それをいつ聞いてもハニは嬉しくて仕方がなかった。

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真珠(진주)
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